靴紐縛るから先行ってて

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「6才のボクが、大人になるまで。」新宿シネマカリテ ★★★☆☆

「6才のボクが、大人になるまで。」新宿シネマカリテ ★★★☆☆

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映画『6才のボクが、大人になるまで。』予告編 - YouTube

 

「6才のボクが、大人になるまで。」 劇場公開日 2014年11月14日

 

ビフォア・ミッドナイト」のリチャード・リンクレイター監督が、ひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を、12年かけて撮影したドラマ。主人公の少年メイソンを演じるエラー・コルトレーンを筆頭に、母親役のパトリシア・アークエット、父親役のイーサン・ホーク、姉役のローレライ・リンクレーターの4人の俳優が、12年間同じ役を演じ続けて完成された。米テキサス州に住む6歳の少年メイソンは、キャリアアップのために大学に入学した母に伴われてヒューストンに転居し、その地で多感な思春期を過ごす。アラスカから戻って来た父との再会や母の再婚、義父の暴力、初恋などを経験し、大人になっていくメイソンは、やがてアート写真家という将来の夢を見つけ、母親のもとを巣立つ。12年という歳月の中で、母は大学教員になり、ミュージシャンを目指していた父も就職し、再婚して新たな子が生まれるなど、家族にも変化が生まれていた。

 

スタッフ

監督:リチャード・リンクレイター

製作:リチャード・リンクレイター

   キャスリーン・サザーランド

製作総指揮:ジョナサン・セリング

      ジョン・スロス

 

キャスト

エラー・コルトレーン:メイソン

ローレライ・リンクレイター:サマンサ

パトリシア・アークエット:オリヴィア

イーサン・ホーク:メイソン・Sr.

 

作品データ

原題:Boyhood

製作年:2014年

製作国:アメリカ

配給:東宝東和

上映時間:165分

映倫区分:PG12

オフィシャルサイト:映画『6才のボクが、大人になるまで。』 

 

 

受賞歴

第64回 ベルリン国際映画祭(2014年)

第72回 ゴールデングローブ賞(2015年)

第87回 アカデミー賞(2015年)

 

 (以上、6才のボクが、大人になるまで。 : 作品情報 - 映画.comより引用)

 

「6才のボクが、大人になるまで。」新宿シネマカリテ

評価:★★★☆☆

 

〈以下もネタバレほぼないです〉

 

今年の1月末に観に行きました。

好きな映画館である新宿シネマカリテで観ました。

昨年、シネマカリテで観た「早熟のアイオワ」が名作だったからでしょうか、映画館の印象が良いんです。

観てから日が経ってしまいましたが、来週月曜日に迫ったアカデミー賞、作品賞、監督賞、助演男優賞、助演女優賞など多数ノミネートの作品ですから、書いておきます。

 

昨年の劇場公開時からずっと気になっていました。

そりゃ、同じ俳優が12年間演じた、なんて言われたら、誰しも気になりますよね。企画の発想の斬新さに驚きました。

これから観ようと思っているのですが、本作のリチャード・リンクレイター監督は「ビフォア」シリーズ3部作で18年という時の流れを同じ役者で映画にしています。

この監督の作風なのでしょうかね。

18年間を3部作でいけたから、12年間を1本の映画でいっちゃおう、って感じでしょうか。

 

ただ、その話題性が先行してて、中身が無さそう、

なんて思いもあり、観ることをちょっと躊躇していたんです。

でも、周りから高評価しか聞かなかった、アカデミー賞にノミネートもされた、観ようと足を運びました。

 

寝不足で行ったので、途中途中、ウトウトしてしまい、記憶が飛んでいます。

これがハラハラドキドキ、スリル満点の大迫力ムービー、だったら寝なかったかもしれないですが。

 

12年間を描いているので、途中で場面が変わり、主人公のメイソンの髪型が変わっていたりして、時が進んでいると気づいたりします。

 

12年間の時代を感じさせる要素も散りばめられており、Appleの初代iMacが出てきたり、アメリカの政治などの時事ネタにも触れています。

その時代の曲が流れるのも面白いですよ。サントラ聴きいてから見ると、より楽しめそう。

 

幼きメイソンがドラゴンボールを見てたのは、鳥山明先生の偉大さを改めて感じました。

 

思っていた通り中身が無いんですよ。

でも、そこにはすごく中身があるんですよ。

中身があるというか、意味があるというか。

言ってること、矛盾してますね。

 

少年が大人になっていく12年間の成長記録ですから、

宇宙人が出るわけでもなく、大事件が起こるわけでもなく、

周りの映画と比べると、そりゃ中身はないんですよ。

ただ、その12年ってすごく意味のあるもので、性に目覚めたり、学校でいじめられたり、人を好きになったり、お酒を飲んだり、親が離婚したり、引っ越したり、

世界のどこにでもあり得る12年間の日常な訳です。

 

誰しも意味のない人生、中身のない人生なんてないんだ、

そう教えてくれます。

これぞ「人生は映画である」ということを、

具体化してくれている映画だと思います。

 

ここ最近は映画を観たらサントラを聴いてます。

もちろん本作のサントラも聴きました。

6才のボクが、大人になるまで。

6才のボクが、大人になるまで。

 

サントラCDにも収録の2000年のヒット曲 Coldplay「Yellow」。名曲ですね。


Coldplay - Yellow - YouTube

PVが秀逸で、映画と通ずるものもあり、ワンカット技法で、夜明が明けていきます。

 

サントラCD未収録ですが、Sheryl CrowSoak Up The Sun」。


Sheryl Crow - Soak Up The Sun - YouTube

 

Vampire WeekendやFoster The People、Arcade Fireなど、私好みの最近のインディーロックも多数使われ、テンション上がりました。

サントラCD収録曲以外の曲も含めた一覧が載ってました。ほぼほぼかな。


12年間の時の流れに刻まれた、12年間の音楽シーン | v.a.(洋楽) | BARKS音楽ニュース