靴紐縛るから先行ってて

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「サンドラの週末」試写会 ★★★☆☆

「サンドラの週末」試写会 ★★★☆☆

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映画『サンドラの週末』予告編 - YouTube

パルムドールを受賞した「ロゼッタ」「ある子供」など、カンヌ国際映画祭の常連として知られるベルギージャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が、オスカー女優のマリオン・コティヤールを主演に迎えた一作。体調不良で休職していたサンドラは、ようやく復職の目途が立つ。そんな矢先のある金曜日、会社が職員へのボーナス支給のために1人解雇しなくてはならず、サンドラを解雇すると通告してくる。同僚のとりなしで、週明けの月曜日に職員たちによる投票を行い、ボーナスをあきらめてサンドラを再び迎えることに賛成する者が多ければ、そのまま復職できることになる。それを知ったサンドラは週末、同僚たちを説得してまわるが……。

 

スタッフ

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ

   リュック・ダルデンヌ

製作:ジャン=ピエール・ダルデンヌ

   リュック・ダルデンヌ

脚本:ジャン=ピエール・ダルデンヌ

 

キャスト

マリオン・コティヤール

ファブリツィオ・ロンジョーネ

オリビエ・グルメモルガン・マリンヌ

 

作品データ

原題:Deux jours, une nuit

製作年:2014年

製作国:ベルギー・フランス・イタリア合作

配給:ビターズ・エンド

上映時間:95分

映倫区分:G

オフィシャルサイト:映画『サンドラの週末』オフィシャルサイト

 

受賞歴

第87回 アカデミー賞(2015年)

第67回 カンヌ国際映画祭(2014年)

 

(以上、サンドラの週末 : 作品情報 - 映画.comより引用)

 

「サンドラの週末」 試写会(2015年5月12日 角川試写室)

評価:★★★☆☆ 

 

大きな事件も起きないこういったシンプルな物語は、「つまらない」という意見が出そうで嫌ですが、私は大好きな映画でした。

 

サンドラの復職か?はたまた、自分のボーナスか?月曜日の再投票にサンドラの復職への票を入れて貰うべく、週末に社員の家を一軒一軒訪ねて、お願い回りをする内容。ただそれだけ。

 

そして、音楽も使用されず(車中のシーンで掛かる2曲のみ)、長回しのシーンも多く、とてもシンプルな構成。

 

しかし、そのシンプルさとは反して、描く内容はサンドラの複雑な心情です。

 

復職したいサンドラですが、もちろん他人の復職よりボーナスが欲しい他の社員たちの気持ちも分かる。だからこそ、夫の支えがなければ動こうとしなかったサンドラです。動いたサンドラも、相手の立場に立ち、お願いを断った相手にも「あなたの気持ちも分かる、だから謝らないで。」と。

そんなサンドラの気持ちは時として通づることもありました。

 

結果はどうであれ、諦めずに気持ちを伝えることはとても意味のあることだと教えてくれる映画です。

戦わないより、戦える身体なら、戦えってことですね。

 

映画で気になった点は、度々ある電話シーンで電話相手の声を活かさない演出です。

サンドラのみの言葉やサンドラの反応で、状況や彼女の心情を読もうとする、この演出は視聴者を映画に引き込む良い演出でした。

 

今回、映画レビューサイトcocoの独占試写会でした。凄く便利なサイトで、映画のレビューはもちろん、自身の観た映画をリスト化、ランク化できるのが便利です。今回のような試写会応募の機会もあります。

 

トークショー付き試写会のトークゲストは赤ペン瀧川先生 でした。

とても面白い方でした。