靴紐縛るから先行ってて

映画を見て思ったことを書いています

「アリスのままで」渋谷シネパレス  ★★☆☆☆

「アリスのままで」渋谷シネパレス  ★★☆☆☆

f:id:sata05:20150707020301j:plain


映画『アリスのままで』特報予告編 - YouTube

「アリスのままで」 劇場公開日 2015年6月27日

 

若年性アルツハイマーの女性アリスが記憶を失っていく日々をつづった全米ベストセラー小説「静かなるアリス」を映画化し、アリス役を演じたジュリアン・ムーアが第87回アカデミー賞で主演女優賞を受賞したドラマ。ニューヨーク、コロンビア大学で教鞭をとる50歳の言語学者アリスは、講義中に言葉が思い出せなくなったり、ジョギング中に自宅までの道がわからなくなるといった事態が続く。やがて若年性アルツハイマー症と診断され、家族の介護もむなしく、アリスの記憶や知識は日々薄れていく。そんなある日、アリスは記憶が薄れる前に自らパソコンに残したビデオメッセージを発見し、自分が自分でいられるために、画面の中の自分が語ることを実行しようとする。アリスの夫をアレック・ボールドウィン、2人の娘をケイト・ボスワースクリステン・スチュワートが演じた。監督は、自身もALS(筋委縮性側索硬化症)という難病を抱えるリチャード・グラッツァー。

 

スタッフ

監督:リチャード・グラツァー

   ウォッシュ・ウエストモアランド

製作:レックス・ルッツス

   ジェームズ・ブラウン

   パメラ・コフラー

 

キャスト

ジュリアン・ムーア:アリス

アレック・ボールドウィン:ジョン

クリステン・スチュワート:リディア

ケイト・ボスワース:アナ

ハンター・パリッシュ:トム

 

作品データ

原題:Still Alice

製作年:2014年

製作国:アメリカ

配給:キノフィルムズ

上映時間:101分

映倫区分:G

オフィシャルサイト:映画「アリスのままで STILL ALICE」公式サイト

 

受賞歴

第87回 アカデミー賞(2015年)

第72回 ゴールデングローブ賞(2015年)

 

(以下、アリスのままで : 作品情報 - 映画.comより引用)

 

「アリスのままで」渋谷シネパレス

評価:★★☆☆☆

 

渋谷シネパレスのメンズデーに「アリスのままで」を鑑賞しました。

ジュリアン・ムーアアカデミー賞主演女優賞作品ということで公開を待っていました。ジュリアン・ムーア念願の主演女優賞です。

キッズ・オールライト」のレズなのにマーク・ラファロとファ◯クする役も名演でしたが、今回の出来る大学講師が病気に侵され朽ちていく姿も素晴らしかったです。

 

アルツハイマーに侵されていくと分かった上で見ているので、とても切なかったです。大学での講義中に「語彙」という言葉が出ず「言葉の集合体」と言い換え、その場を乗り切り 、帰りのタクシーで「あっ、語彙だ。」と思い出す、こんなことよくある出来事です。ただ、若年性アルツハイマーなのです。状態は悪化していき、道を忘れ、話を忘れ、家のトイレの場所を忘れ、娘を忘れる、自分の母親だと考えたらもう。

言語学者が言語を忘れる、って辛辣です。しかも、頭の良い人ほど進行が早いなんて。

 

アリスの若年性アルツハイマーは、「家族性アルツハイマー」なのです。遺伝率は50%、発症率は100% 。家族に病気を打ち明ける場面は涙がこみ上げました。

 

認知症学会のスピーチも感動しました。「私は苦しんでいるのではない、闘っている。」「かけがえのない瞬間を生きている。」という強い言葉に、心震えました。

 

このスピーチの際、手持ちの書類を落とすのですが、「今のは忘れていいわ。」と自虐ネタを発することにアメリカン人の天性のユーモア気質を感じます。

 

ただ、もっと感動出来ると思いました。

色々と忘れても唯一、「愛」は忘れないという真意は掴めましたが、終わり方の呆気なさに、肩透かしでした。